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通販戦略事例イッテントッパ!

【家電が289円!?】激安ネット通販 Temu は 怪しい ?

こんにちは、こんばんは
株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

今日は最近よく広告をみかける激安ネット通販「Temu」についてご解説していきます。

Temuの広告は昨年あたりからよく見かけるようになりました。
というのも日本で利用できるようになったのは2023年7月から。

私もネットで家電やガジェットを調べてると、突如、「シャワーヘッドが499円!」「カバンが199円!」みたな広告があらわれて、「何これ!安ッ!ってか、怪し!」と思ったものです。

その頃、Temuは「ティームー」と呼ばれていた記憶がありますが、
いまは「テム」という呼称で統一されているようですね。

さて改めてTemuですが、中国発の越境ECサービスになります。

いまではすっかり市民権を得たSHEINが激安アパレルを得意とするならば、
Temuは雑貨、キッチンまわり、美容系、ガジェットなどジャンルレスに強いイメージがあります。

 

実際に商品を調べてみると・・

●電動美顔器 823円
●スマホのワイヤレスイヤホン 479円
●フードプロセッサー 853円
●キャンプ用のテント 3,717円
●メイクブラシ13本セット 288円

驚くことに、これらは全部送料無料です。

 

アメリカでは日本に先行して2022年にローンチされており、
2023年のアメリカでの流通取引額は100億ドルを突破(見込み情報)。
その勢いはアマゾンの対抗馬になり得ると言われているほどです。

といっても、アマゾンは年間1,500億ドル以上を動かしているので、まだ足元にも及びませんが、
ローンチからわずか1年ほどで100億ドルは確かに目を見張るものがあります。

安さのヒミツは、主となる中国内の加盟店との直接取引、発送も現地から。
配送時間が長くても、安ければ構わないという層を取り込んでいます。

さらに、類似商品であればその販売加盟店同士で毎週入札を行い、一番安い加盟店の商品しか販売しないという、徹底した価格管理をもとに、超激安を実現しています。

日本で流行するかは、五分五分ではあるものの、品質と安心の部分が口コミで広がれば可能性は十分あると考えます。

SHEINを例にとると「安すぎて心配…」から「安さは正義」に上手に移行できたこともあり、中国激安ECに対する受け入れ態勢も耐性もできつつあるわけです。

2024年も通販から目が離せませんね!
サイトを眺めるだけで十分おもしろいので、ぜひ、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

 

私たち、イッテントッパでは、あらゆる通販のお悩み事にお応えしております。

「売上が…」「お客様の反応が…」「離脱率が…」と悩む前に、ぜひお気軽にご相談ください。もちろん相談は無料です!!

 

年末年始のお知らせ

お客様各位

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら下記のとおり、年末年始を休業とさせて頂きます。期間中、お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。

来年も、本年同様お客様にご満足いただけるサービスの提供を目指し、より一層精進して参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。  敬具

休業期間 :12月28日(金)~1月3日(水)
※1月4日(木)より通常通りに営業を再開いたします。

株式会社イッテントッパ   代表 三村 和敬 

ヤマト運輸と日本郵政 の協業で何が変わるのか?

こんにちは、こんばんは。
株式会社イッテントッパの三村和範です。

 

本日は通販「広告」のお話ではなく、先日6月19日に発表がありました「物流」に関わるニュースについてまとめてみました。

 

私自身、通販広告だけでなく、通販事業に関わる仕事もさせていただいているので、自分自身の備忘録も兼ねて3分程度で読める記事にしたいと考えています。

 

 

お伝えしたいことの要点は、先日、発表がありましたニュース。日本郵政グループとヤマトグループの協業に関しての合意について、通販業界は他人事ではないということ!

 

まず協業の背景にあるのは物流の「2024年問題」にあると思われます。

 

これは2024年までに時間外労働の上限規制などに代表される「働き方改革」がおきる予定で、その結果生じる様々な問題をあらわす言葉となっております。

 

働き方改革により収入が減ってしまうことでドライバーの離職や売上の減少が懸念され、それによりドライバー不足も一層深刻化するのではないでしょうか?

 

しかし一方で、通販業界は拡大の一歩をたどり物流の仕事は増えるばかり…。

 

政府の検討会の試算では、2024年問題に対して何も対策を行わなかった場合、営業用トラックの輸送能力が14.2%、2030年には34.1%も減る可能性があると言われているそうです。これを社会問題として捉え、大手で手を組むという選択がなされたわけですね。

 

協業により体制が大きく変わる点が2つあります。

 

まず1つが、ポスト投函の荷物を送る「クロネコDM便」のサービスを2024年1月31日に終了し、日本郵便の「ゆうメール」をベースとした新サービス「クロネコゆうメール(仮称)」へと引き継がれます。

ヤマト運輸で預かった荷物を、日本郵便の配送網でお届けするカタチとなります。

 

そもそも違いをざっくりまとめてみますと・・・

  • ゆうメールは転居対応に強く、到達率が高いとされています。
  • クロネコDM便は追跡コードがあり追跡可能。ゆうメールは有料オプションで対応。
  • クロネコDM便は1Kg以内なら同一料金。ゆうメールは重さで変動。
  • クロネコDM便は厚さ2cmまで、ゆうメールは厚さ3cmまで。

 

という違いがあります。
なお新サービス「クロネコゆうメール(仮称)」の詳細はまだ未定のようです。

 

2つ目の変化は、ヤマト運輸が扱うポスト投函の小型の荷物をおくるサービス「ネコポス」が2023年の10月から順次廃止となり、日本郵便の「ゆうパケット」をベースとした新サービス「クロネコゆうパケット」として生まれ変わります。

 

  • ネコポスは厚さ2.5cm(法人)まで、ゆうパケットは厚さ3cmまで。
  • ネコポスは一律料金、ゆうパケットは厚さによって値段が変わります。

 

協業した場合にどのようなメリット・デメリットが生まれるかは、これから少しずつ明らかになっていくかと思いますが、ヤマト運輸と日本郵政を比較すると日本郵政のほうが扱えるサイズが大きく、ヤマト運輸単体での運用よりも大きな荷物をお送りできるのではかと想定できます。これはメリットになりそうですね。

 

想定されるデメリットは、「配送期間」と「価格面」と言われています。もともと配送期間はヤマト運輸に分があるとされていたのですが、日本郵政ベースになることに加え、スムーズな連携の問題もあるため、配送期間は長くなることが想定されます。

 

またヤマト運輸は業務委託になることや、ポスト投函は日本郵政の一強になってしまうことで価格面の高騰も、当然ながら想定されます。

 

これらはもちろん私たちが得意とする通販広告のあり方にも影響してまいりいます。

 

配送コストの増加や配送サービスの改悪によって、われわれは新たな施策が必要となるでしょう。

 

配送の施策など含めて、通販の未来にご不安がある方は是非一度、私までご相談くださいませ。下記のボタンから無料でご相談いただけます。

 

 

それでは!

 

【 通販広告 】新人が、上司に企画を通す唯一無二の方法!

こんにちは、こんばんは
株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

日頃、広告の企画でお悩みの方に「お客様のお声を聞こう!」という話をしたい…、と思っていますが、できれば、この春から通販会社に入社する新社会人の方や、勤務開始2~3年までの方に読んでいただきたい!! と考えましたので、その新入社員に向けた文体で綴りたいと思います。

 

【 通販広告 】お客様の声は、最大の武器になる!

 

 

当たり前のことですが「通販」というのは、「お客様の顔を見ないで販売する販売形態」です。通販会社はお客様の顔を見ずとも、会報誌やDM、メルマガなどで想いを伝えることができます。ところが通販会社が「お客様の想い」を知る機会は少ないといわれています。

 

「どんな方が、どんな想いで購入されているのか?」を知ることは、販促活動を行う上での「最重要項目」といっても過言ではありません。なぜなら、お声をもとに正確な顧客像を捉えることで、広告コピーの言葉尻や表現といった「企画の細部」にいたるまで、他社との大きな違いを生むことができます。そうすることで、企画はより顧客の心にささり、大きな成果を生むことになるでしょう。

 

ですが前述の通り、お客様の想いを知るチャンスは多くありません。では、どこでお客様の声を拾えるのか?

 

実はある程度の規模の通販会社には、毎日多くの「お客様の声」が寄せられています。それは「ネットレビュー」や「感想ハガキ」「取材のヒアリングシート」「コールセンターでの履歴」などなど。しかしそれらは集約されず、各部署に点在してしまっていることが多いのです。

 

お客様のお声がデータとして集約されていないから、販促部門やマーケティング部門の人は、いつまでも「想像」の中のお客様に向けて、広告表現を作り続けないといけない・・。なんとそんな現場が日本中に氾濫しています。

 

これこそが、あなたが輝く絶好のチャンス!

 

各部署をまわり、その声を1つ1つ集めていきましょう。毎日でなくてもOKです。週1回でも、月1回でもOK!

 

そうしていくうちに、「お客様の想いを知れる」以外のメリットも生まれてきます…。なんと、あなたの考えた企画が通りやすくなるんです。

 

多くの部署があなたの「やる気」をかってくれるのはもちろん「・・なぜこの企画を考えたか?それは、お客様の声からヒントを得て・・」と付け足すだけで、他のどんな企画よりも説得力が増していくでしょう。

 

実際の声は強い。最強です。

 

お客様の声を100名分持っていたら説得力が違います。お客様の声から導かれる企画に間違いは生まれません。ブラッシュアップは必要にせよ、上司も納得せざる得ないものができあがるでしょう。

 

企画が立てられない、企画が通らないとお悩みの新人さんは机の上で悩むより、各部署をまわってお客様の声を集めてみませんか? 驚くほど近道で、社内での評価もまた違ったものになること間違いなしだと思います。

 

 

 

【 通販広告 】「忙しい」を言い訳にすると損をする!

 

 

通販会社の販促課(マーケティング部門)に配属された新人のあなたには、おそらく企画の千本ノックのようなことが待っているでしょう。それだけではなく入社してすぐは自社の商品を理解し、過去の企画や制作物を理解し、そして今の数字がどう動いているかを知ることなど、毎日がてんやわんや。

 

  • やることが膨大でついていけない・・
  • 理解はしたが、どう企画に落とし込んでいけばわからない・・
  • プレゼンしても上司がうなずいてくれない・・
  • いつまでも下働きから抜け出せない・・

 

その負のスパイラルからは「お客様の声を集約すること」で抜け出せるはずです!

物は試し!早速実践してくださいね。

 

 

 

イッテントッパは、広告の運用、制作のサポートだけでなく、通販の仕事にかかわるお悩み全般の解消をサポートしております!

 

お仕事でのお悩みや、今回のブログの感想など、どんなことでもお気軽に下のボタンからお寄せくださいませ!

 

無料相談

 

【 通販広告 】ターゲット1名を明確にする「 ペルソナ 」の本当の働きとは!?

【 通販広告 】ターゲット1名を明確にする「 ペルソナ 」の本当の働きとは!?

 

こんにちは、こんばんは株式会社イッテントッパ代表の 三村和範 と申します。

 

今回は「ペルソナ」についてお伝えしていきます。

新商品の立ち上げやリブランディング、CRMツールを一新するときなど、たびたび登場するのが「ペルソナ」の設定です。

 

ペルソナとは?

サービスや商品を利用する顧客の中で(ターゲットの中で)、「最も象徴となる利用者の人物モデル」を定義すること。年齢・性別・ライフスタイル・環境・収入・学歴・趣味など、具体的に利用者を絞り込むことで、ニッチな層に対して効果の高い広告を投下できたり、マーケティングに携わる複数の担当者同士の認識を統一して、施策のPDCAを回しやすくなるなどのメリットが生まれます。

 

そんなペルソナをぜひとも活用していただきたいのが、売上規模が1億円以下の会社様や、商品やサービスの数が少ない会社様です。

発展途上のブランドは広告にバンバン予算を使えないでしょう…。また、無理をしてターゲットをやみくもに広げても、顧客1人あたりにかけられるコストが低くなり、CPA、CPOが合わなくなります。

 

通販広告の実務ではペルソナを設定したうえで、下記のようなことに落とし込んでいきます。

  • 顧客の悩みの決定
  • 訴求方法の決定
  • デザイントーンの決定

見ておわかりのように、ペルソナはコンセプト設計と重なる部分や補完しあう部分があり、セットで考えていくことが有効です。

 

コンセプト設計とは?

顧客に対して「基盤となり、一貫させる主張(テーマ)」のことを言います。多くの場合で先にコンセプトを作ってから商品や広告表現を開発していきます。「どのような顧客が、何故、自社商品を受け入れてくれるのか」という分析結果と、企業や社員の想いからひらめくキーワードなどから糸を紡ぐように導き出します。

 

一見すると同じように見えて、ペルソナにはコンセプト設計にはない働きもあります。それが「企業側が顧客を選ぶ」という考え方です。

 

 

かつてアメリカで活躍していたコメディアンが、こんな言葉を残しています。

「成功のカギは知らないが、失敗のカギは知っている。それはすべての人を喜ばせようとすることだ」

これこそがペルソナの本質かもしれません。

 

誰にとっても中途半端にならず、求められるところに、求められたカタチで商品や広告を届けられるようにしていくことがペルソナであり、そのためにも顧客の本当の姿を知ることが大切になってくるのだと思います。

 

本日はこのへんで。通販にかかわることなら、広告のこと、アイディアのひらめき方、商品の作り方、システムの構築など、お困りごとはどんなことでも、イッテントッパにご相談ください!

 

【 通販あるある 事例 】新商品の価格ってどうやってつける?

【 通販あるある 事例 】新商品の価格ってどうやってつける?

 

こんにちは、こんばんは

株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

 

先日、弊社で関わらせていただいている会社様からこんな質問をいただきました。

 

「新商品の価格はいくらが適正だと思う?」

こちらの会社様は通販を立ち上げたばかりで「売価の設定」に悩まれていました。

 

実はこういった質問は何度もいただいたことがあります。そして私自身、過去に通販企業に属していた際に商品企画にも関わってきましたし、現在も自社(イッテントッパ)で商品開発・販売をしていますので、それなりに役立てていただける解答をしてきた自負があります!!

 

 

今回は【 通販あるある 】「初めての商品・・その価格のつけ方とは!?」について、私なりの考えを無料でご紹介しますので、「価格の設定がなかなかできない・・・」と悩んでいる方はぜひとも最後までお読みくださいませ。

 

 

1章【価格競争することなかれ】

さて、どの商品も最初は無名であり、どのようなブランドか消費者には認知がありません。

 

こういった場合の商品価格は、多くの場合で「競合志向型価格設定」という方法を用いて設定します。これはベンチマークとなる競合価格をもとに、自社製品の価格を決めていく方法。

 

例えばAmazonでダイエットのサプリを販売しようと思ったら、競合商品で最も売れている価格帯は2,000円〜2,500円となるため、設定する価格はそれに近くなるようにします。

 

しかし・・・あまたの類似商品があり、そこに先頭を突っ走る商品があるなかで価格を決めるわけですから、「大手の商品より、こっちにしよう♪」と消費者に選んでもらうためには、先程のダイエットサプリの場合なら2,000円以下の低価格帯に設定せざるを得ないですよね。

 

しかし認知力では大手に負けるわ、スケールメリットで負けるわ、売れても利益がでない・・・。

 

なので断言します!!人気商品の価格を下回る戦略は、よほどの勝算がない限りベストとは言えません。

 

 

 

2章【数字に強い経営者が陥りがちな罠】

数字に強い方が売価を決める際には「原価率35%の法則」や「コストプラス法」を用いることがあります。

  • 原価率35%の法則とは・・・利益−原価=「利益の65%」とすることで、送料やシステム使用料、人件費を差し引いてもギリギリ利益が出る。
  • コストプラス法とは・・・直接費(商品開発費用)+間接費(システム費や人件費)+必要な利益=「販売価格」とする価格設定方法。

 

これは1章でお伝えしたような「顧客目線」をいったん捨て、原価から計算して自社の都合で価格を決める方法です。

 

たしかに机上では利益を確保できる計算になりますが、この手法にはとても大きな落とし穴があります!

 

ご想像の通り「消費者が求めている価値と販売価格の不一致」ですね。「こんな高いのはいらない」と思われてしまっては、選択肢に入れていただくこともできません。

 

 

消費者に振り回されて価格を下げ過ぎたら利益が出ない…。自社にしっかり利益を出せる価格設定では、大手に太刀打ちできない…。

 

じゃあ、どうすりゃいいの!!??

 

初めて商品をつくる会社様は、こうやって「いくらがベストなんだろう・・・」という値づけの迷宮に入っていかれるわけですね。

 

 

 

3章【他社にはないオリジナリティ】

大手の競合商品より「高値」であっても、あなたの商品が選ばれるためには… そうやって悩んだ挙げ句、次に考えるのは「差別化・オリジナリティ」だと思います。

 

まだ見ぬ成分を入れてみたり、製法にこだわったり、デザインを複雑にしたり、容器にこだわったりと、今までにないものを開発されようとされているはずです。

 

しかしこれでは原価が圧迫して、先の「コストプラス法」でしか価格を決められない状況になります。

 

売るためには「オリジナリティ」は必要ではありますが、追求しすぎると自分の首を締めることになりかねません。

 

 

 

4章【費用をかけない差別化】

差別化はなんと「広告表現」を少し工夫するだけでも叶ってしまいます♪

 

広告表現の工夫は極論をいえば無料です。開発費用や時間を圧迫することはありません。

 

他社が入れていない成分を入れるのではなく、他社がやっていない表現で勝負するというわけです。

 

どう表現するかは、今回はちょっと記事が長くなってなってきたのでまたの機会とさせていただきますが、ヒントとしては「商品開発は広告表現開発」でもあることを念頭においてください。

 

そうすることで原価はおさえつつ、売価を下げることなく、差別化をはかることができますので、「競合と価格は同じくらいなのに、こちらのほうが効能がよさそう♪」とか「他社よりも高いけど、これならうなづけるわ♪」と思っていただける値段設定を行うことができます。

 

商品開発は、御社の商品開発部門とマーケティング部門(広告部門)が協力して行うことをオススメいたします!

 

 

この記事のまとめ

  1. ユーザーを意識するがあまりの低価格設定では、利益がない。
  2. ユーザーを無視した自社都合の価格設定では、売れない。
  3. ある程度高く設定した価格に「理由付け」するためには、オリジナリティを。
  4. 価格や成分(素材)で差異を出すのではなく、広告表現でオリジナリティを演出するべし!
  5. 商品開発には「広告表現開発」が重要である!

 

 

広告による差別化を、現在弊社も実践しています! 気になる方「詳しく聞かせてくれ」という方は、下のボタンから気軽にお問い合わせください!!! またこの記事の感想をお寄せいただけるとモチベーションになりますので、ぜひとお願いします。それでは!!!

 

 

 

【 通販広告 が嫌い!】そんなアナタへ

通販広告 が嫌い

こんにちは、こんばんは

株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

今日は先日、スキンケア会社勤務の新卒の方からいただいた質問に

このブログでも回答させていただき、みなさまにも共有させていただこうと思います。

 

質問の内容は

「マーケティング部署に入ったものの、通販広告が好きになれなくて…どうしたらいいですか?」

というものでした。

 

詳しく聞いてみると

憧れて入社したマーケティング部の理想と、

手掛けている販促物とのギャップで日々、迷いがあるのだそうです。

 

これはね〜〜、分かります!スゴ~く分かりますね!

何を隠そう、僕もそう思ってた1人でした!(笑)

 

僕の社会人経験はデザイン・コピーライターの制作事務所に入社したところから始まっています。

もともと音楽が好きだったので、実はいずれアーティストのCDジャケットなどを手掛けたいな…と思って門をたたきました。

 

●音楽関係の仕事をする自分。

●広告業界=オシャレで洗練されたものをつくる自分。

それが正義であって、ロン毛にキャップかぶって、ひげなんか生やしたりして、

そんな憧れのクリエイター像があったわけです。

 

でも…実際に与えられた仕事はサプリやスキンケアのTHE通販広告たちでした。

「肌がもっちりぷるん」「サッと歩けるようになりました」

来る日も来る日も書くコピーはこんなものばかり。

 

コピー年鑑に掲載されるような、品があって、シャレがきいてて、時代をつかむような

そんな広告制作とは無縁だったんですね。

 

 

「お、おもてたんと違う…」

 

 

でも、通販広告が強烈におもしろいな!と思った瞬間があります。

 

それは、広告の結果が必ず数字が出ることなんです。

たしかに「オシャレ&かっこいい~!」ではないけれど、

自分の工夫次第で売上が天と地ほど変わるおもしろさ。

 

しかも、通販広告はやり込めば、やり込むほど、数字の上がっていく世界。

努力に報いてくれて、とてもフェアな広告だなと感じています。

 

といいましても、この辺の想いは、

それぞれの方に成功体験や気づきがないと共感しづらいかも…と思いますので、

ここでは、なかば強制的に通販広告が好きになる方法をお伝えします。

 

 

通販広告

 

画像:みうらじゅんさんの著書『「ない仕事」の作り方』 から、一節頂戴します。

みうらさんは地方のマスコットキャラクターを再定義した「ゆるキャラ」や

一風変わった祭りを「とんまつり」と名付けたりして、

今まで世界になかった視点を「こういうのが俺は好きなんだ!」という

圧倒的な熱量で世間に紹介してきた方です。

 

ですがおもしろいことに、本来それら全てが大好きだったのかと聞かれると「No」と答えるんだそうです。

おもしろいですよね。

 

天狗ブームを画策されたときは、天狗をそこまで好きじゃなかったといいます。

 

●とにかく天狗グッズを買い漁る。

●部屋中に天狗グッズを置いてみる。

すると「膨大な天狗グッズ…、邪魔だなぁ」と思っていた気持ちが消え、

「私は天狗が大好きだ!」という自分洗脳が完成するんだそうです。

 

やがてその量や知識は、後ほど展覧会を開けるほどになったとか。

 

実は私にも同じような経験があります。

以前勤めていた通販の会社では、事務の方が日々の新聞に挟まれてた折込チラシや新聞広告を収集し、

ファイル綴じにしてくれていたのですが、それを見る販促スタッフは皆無でした。

 

ですが、僕だけはそれらを穴が空くほど見まくりました。

加えて、社内にある何百という過去の販促物についても、キャッチコピーやデザインをすべて暗記するほど読み込みました。

おかげで事務さんが「三村さん今日もいいチラシ入ったよ」という具合に

わざわざ自分に届けてくれるようになりましたし、

過去の制作物を探すスタッフからはまずは三村に聞けという流れが生まれたくらいです。

 

おそらくですが、当時は日本で1番、通販広告を読んでいた販促スタッフだったと自負してます(笑)

 

その作業のおかげで、僕は通販広告が大好きになりました。

 

今はそれを生業にするほどですし、収集癖にも拍車がかかり、

現在も紙媒体の通販広告を数百種くらいは持っています。

 

そんなわけで、質問を受けた新卒の方には…、

 

好きじゃなくてもいいから、どのみちやるしかないのだから、

会社で1番通販広告を見たり、収集したり、

動向がわかる人物になったらどう?

 

という結び方をさせていただきました。

普通は「好きなことこそ突き詰める!」それが良しとされています。

でも、マイナスの感情が生まれたときにこそ、生きるヒントがあるのかもしれません。

僕は今、通販広告を生業にしているくらいですからね。

 

通販のお悩みや、このブログの感想をぜひお聞かせください♪

 

【通販広告・定期購入】令和4年6月 – 特商法改正 – ってどうなるの?

特商法改正 について解説します

 

こんにちは、こんばんは

株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

 

2022年61日に新しく改正された特定商取引法が施行されます。

 

先日、とある通販メーカーのクライアント様から「どう変わるの?」というご質問をいただきましたので、改正法についてコチラにまとめさせていただきました。(主に通販関係のところだけまとめています!)

 

 

【特商法改正の背景】

近年、通販業界では「初回無料!」「お試し」をうたった販売手法が増加しています。そういったオファーは獲得件数が稼げる反面、消費者トラブルが起きやすく、それらの問題を解決するために今回の改正法が誕生したというワケです。

 

といいますのも、初回無料やお試し価格として購入するには、実際は「定期購入」が条件という場合が多く見られ、「定期購入のつもりないのに、定期購入になっていた」という、いわば消費者を裏切るようなトラブルが急増していました。

 

ですから、改正法の大きな目的としては「この商品は定期購入であることや、実際いくら払う必要があるのか?解約の仕方は?」などトラブルにつながりやすいことは予め…

 

  • 表示の義務付け
  • 誤認させるような表示の禁止

 

をするのが基本的な事項となっています。実際、「定期購入」に関する少生活相談件数は、2015年の約4,000件から、2020年は6万件の約15倍も増加しているそうです。

 

 

では通販メーカーとしてはどのような対応をとっていく必要があるのでしょうか?

 

大きくは2つの場面があります。

  1. 紙媒体のはがきなどの申込み書面部分
  2. ウェブ申込みの最終確認画面

 

この2つの場面についてそれぞれ、表示の義務付けや誤認させるような表示の禁止の対応が必要となります。

 

 

【対応事項】

  1. 紙媒体のはがきなどの申込み書面部分
  2. ウェブ申込みの最終確認画面

についてそれぞれ下記の内容が入っていないと法律違反になりますし、不実の内容が入っていてももちろんいけません。

 

  • 分量
  • 販売価格・対価
  • 支払時期及び支払い方法
  • 引渡時期・移転時期・提供時期
  • 申込みの期間がある場合、その旨・その内容
  • 申込みの撤回・解除に関する事項

 

とくに今回は定期購入での記載の仕方が特徴的になります。

 

例えば分量や価格は各回に引き渡す分量や価格をそれぞれ明示する必要がでてきました。初回がいくらなのか? 2回目以降の場合はいくらなのか? を明確にしなければなりません。そのうえで、全6回の定期購入なら、総分量や総合計価格の明示も必須となります。

 

定期回数が無期限の場合は、自動更新である等の旨の記載が必要であり、加えて一定期間(1年程度)に区切った場合の分量や価格の目安も表示することが望ましいとされています。

 

「エッ!はがきにこんなにも文言が入らないよ!」と感じる方もいらっしゃると思います…。ごもっともではありますが、基本的には申込書面に該当する枠内に、全ての事項を表示することが前提となっております。

 

とはいえ、スペースの都合でどうしても記載できない場合や全部入れることで逆にわかりにくくなる場合は、消費者が明確に認識できることが前提として、注釈を入れたうえで別箇所での記載も可能です。

 

ウェブの場合は、多くの通販会社様の場合、自社サイトであっても、カート会社のシステムを導入されていることと思います。おそらく特商法に即したアップデートが入りますので、上手く改正法に合わせた表示に仕様が変わります。そちらに準じて、新たな入力箇所があればそのように対応いただければ問題ないかと思います。

 

このように、弊社、株式会社イッテントッパは、広告のサポートだけでなく日々更新される法令についても、ご提案&アドバイスできますので、ご不安な方はぜひ株式会社イッテントッパまでご相談ください。

 

 

通販辞典【 フェムテックとは ? 】わかりやすく解説!

今回は「 フェムテックとは 」を解説

 

通販の広告制作にたずさわる皆さま、こんにちは!
株式会社イッテントッパ代表の三村和範と申します。

 

早速ですが、あなたは「 フェムテック 」という言葉をご存知でしょうか?

 

ヒントは、ここ1~2年ほどでよく聞くようになりましたが、

近頃になって通販業界でも目にする機会が増えてきた言葉です…。

 

 

【 フェムテックとは ? 】

「Female(女性)」と「Technology(技術)」を掛け合わせた造語。女性特有の悩みや健康課題を解決サービスや商品を指します。近しい言葉で「フェムケア」というものがありますが、ここでは同義語としてお話しますね。

 

では具体的に フェムテック にはどんなものがあるかといいますと…、

  • 生理痛を改善する器具
  • 不妊治療者を対象とした遠隔医療スキーム
  • 月経周期を予測するアプリ
  • 骨盤ヘルスケア商品

 

など。生理、妊娠出産、不妊などの フェムテック 市場は、今急速に広がってきています。(2020年の フェムテック (フェムケア)市場は約600億円で、前年比103%アップ)

 

SDGsの17の目標の1つである「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」とも深く関わるため、経済産業省によって「フェムテック等サポートサービス実証事業補助金」が用意され、現在までに20事業が決定するなど、政府の後押しもあって、 フェムテック ビジネスが注目を集めています。

 

しかし、ご存知の通り通販業界には「 フェムテック 」という言葉があらわれる以前から、女性ホルモンを整えるエクオール系のサプリ妊活サポート系のサプリゼリーなどがありました。

その上で、最近、大手通販会社様がフェムケア領域で新ブランドを立ち上げたり、中小通販会社様からも吸水サニタリーショーツが続々と販売されるなど、通販市場でもさらなる活発化の動きが見え始めています。

 

弊社イッテントッパにも、この1年で女性ホルモン系のサプリの立ち上げや、妊活サプリの広告展開、生理痛を緩和する商品のLPの制作など、フェムケア商品のご相談が多くなっています。

 

 

フェムテック 市場に新規参入しようとお考えの企業様は、ぜひ、これまでに培った経験と、消費者と同じ悩みを持つベテラン女性プレイヤーを多数アサインできるイッテントッパにぜひお任せくださいませ!

 

無料のご相談フォームです。ぜひお気軽にメッセージをお送りくださいませ。

 

【 通販広告 の極意 】クリエイティブは文字が多い方がいい?少ない方がいい?

こんにちは、こんばんは 全国の 通販広告 をサポートしています

株式会社 イッテントッパ代表 の三村和範と申します。

 

今回は先日クライアント様からいただいた

「とある質問」の解答をご紹介しようと思います。

 

 

それが…

DMやチラシで文字多いものと

少ないものがありますが、

どちらが良いのでしょうか?

というものでした。

 

「これは、同じことを疑問に思われている事業者様も多いのでは?」と思い、

せっかくですので、こちらでも回答を書いていきたいと思います。

 

数年前まで、通販広告は文字や要素がギッシリ詰まったものが主流でした。

とくにシニア層をターゲットにした商材では、その傾向が顕著だったと思います。

シニア層は新聞などで【活字】に慣れていらっしゃることから、

それが【正】とされていたんですね。

 

一方、近年ではその反動として「文字が多いものは誰も読まない」として

文字数を減らし、ホワイトスペース(余白)を広げ、

【読みやすさ】【わかりやすさ】を重視したスッキリ系が増えてきました。

 

たしかに【スッキリ系】が主流になってきていますが、

【文字多い系】が姿を消すこともなく、どちらのパターンも見受けられます。

その理由は【文字多い系】も、数字をしっかり勝ち取っているんですね。

通販のよいところは、こうして結果が実績としてあらわれるところです。

 

 

だからこそ、「文字多い系とスッキリ系どちらのクリエイティブが正解?」

と、判断に困るのもうなずけます。

 

 

そもそも文字多い系クリエイティブはなぜ始まったのでしょうか?

その理由を知ることで、質問のヒントが見つかるかと思います。

 

 

かつて通信販売は「one to oneマーケティング」がなによりも大切だと

言われていた時代がありました。

One to oneマーケティングのことは詳しくは割愛しますが、

お客さまを集団で見るのではなくて、

お客さま1人1人と個別的な関係を結んでロイヤルティを高める手法のことです。

コールセンターのCTIシステムの発達も、そこに拍車をかけていましたね。

 

そうやって、個別のコミュニケーションを深めていくと、

お客さまから色んな声(疑問・感想・苦情)が集まるわけです。

  • どんな成分が入っているの?
  • その、成分ってなにがいいの?
  • 安全性は大丈夫?
  • 使い方はどうするの?
  • 使ったらどうなるの?
  • 保存の仕方ってどうなるの?

…等々。

 

 

「すべてのお声に真摯にお答えしなければ!」焦る心から、

最初は簡素だったクリエイティブの中に、成分説明が詳しく入ることになります。

図解で成分の働き1つ、1つの解説が足されていきました。

 

商品の使い方もイラストや写真つきで表現。

愛用者さまの声だって、なるべくいろんなパターンを入れます。

専門家の声やQ&A、製造工場の案内、購入方法の説明もしっかり入れることになります。

 

つまり、文字多い系クリエイティブは、

お客さまの疑問や不安な点を丁寧につぶしていって、

「買わない理由をなくすため」の最善策だったことがわかります。

 

 

一方で、市場が成熟してくると、

商品の基本的なことを把握しているお客さまも増え、

そのなかで「御社の商品は他社となにが違うの?そこだけ教えて!」

という流れになります。

 

すると「うちの商品はココが凄いです!」「今回はこれがお得です!」

というワンメッセージに全振りできるようになります。

 

この点が、スッキリ系クリエイティブの核となる考え方になるわけです。

 

というところで、ようやく質問の回答に入っていきますね。

 

実は、【文字多い系】と【スッキリ系】は、

まったく正反対のクリエイティブに見えて、

共通点があり、同じ発想から生まれた手法

だということがわかります。

 

それはどちらのクリエイティブも

「お客さまの声に真摯に耳を傾けた結果である」ということです。

 

「文字多いのは好きじゃないから、文字は少なく!」とか、

「全部書かないと伝わらないだろ!」といった担当者の好みや、

凝り固まった偏見による結論ありきではなく、

 

一度、御社のお客さまの声や、購入されている方のペルソナ、

御社の製品のターゲットなどを精査されてみてください。

 

仕事に、家事に、子育てに… いつも忙しい30代の女性が

メイン顧客の商材であれば、文字の多いクリエイティブよりも、

もしかしたらスッキリしたクリエイティブに軍配が上がるかもしれません。

 

時間を持て余している、中流層〜富裕層のシニアがメイン顧客の商材であれば、

事細かに丁寧に説明した文字の多いクリエイティブが好まれるかもしれません。

 

 

顧客パターンを精査することで、きっと、どちらのパターンが適切か

見えてくると思います。

 

 

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